「どうする家康」出演者らトークショー

2023/06/13 00:00(公開)
撮影秘話を語る岡崎さん(中央)と當真さん=新城文化会館で
 NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演したシンガー・ソングライター岡崎体育さん、俳優の當真あみさん、制作統括の磯智明さんを迎えたスペシャルトークショーが11日、新城市の新城文化会館であった。約1200人が聞き入った。
 4日に放送された第21話「長篠を救え」で、岡崎さんは鳥居強右衛門を演じた。1575年の長篠合戦で徳川家康率いる援軍が来るという知らせを伝えに奔走し、武田勝頼の命令に反して「援軍が来るぞ」と叫んではりつけの刑を受けたシーンがハイライトだった。
 その場面を放映しながら、撮影を振り返った。徳川家臣と会ったた際に手を握り合うシーンで、岡崎さんは監督に「汚い手で触るな」というせりふを入れることを提案していた。「山から来た強右衛門を表したかった。1話だけの登場だったけど集中できた」と解説した。ドラマの中で口ずさんだ歌は自分で作曲したという。
 當真さんは家康の長女亀姫を演じた。同じ16歳で長篠城主奥平貞昌の妻になる。「自分が同じ立場だったら逃げたくなる。亀姫も覚悟が必要だったのでは」と語った。
 磯さんは2年前に長篠を視察して地元では強右衛門を英雄として後世に語り継いでいることに感銘を受けたと述べた。「鉄砲隊が活躍する戦いだが、その前に強右衛門というヒーローがいたことを取り上げようと思った」と説明した。
 会場には栃木県や大分県から来た人もいた。豊橋市の鈴木よしみさんは「役作りにかける岡崎さんの思いを聞けてよかった」と感想を述べた。
【安藤聡】
イベントに出演した左から磯さん、當真さん、岡崎さん、高山哲哉アナウンサー=新城文化会館で
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