豊橋産食材の魅力引き出す 9店と11生産者が新メニューお披露目

2024/10/31 06:00(公開)
ローカボカフェ向日葵の崎下さん〈左から3番目)ら=エムキャンパスフード

 豊橋市の食材を使った新メニューの発表会が28日、豊橋市駅前大通2の「エムキャンパスフード」で開かれた。

 

 新鮮な地元の野菜を求める飲食店や菓子店と、農産物を使ってほしい農家をつなぐプログラム。3年目となる今年度は、9店と11生産者のマッチングに成功し、8月から新メニューの開発を進めてきた。

 

 この日は、9のコラボメニューのお披露目があった。飲食店関係者と生産者が開発秘話やこだわりなどを語った。

 

 「ローカーボカフェ向日葵」(西高師町)と、大葉農家の「州田園」(老津町)、トマト農家の「ムラカミトマトファーム」(西山町)、キャベツ農家の「宮路農園」(東七根町)のグループは、地元野菜を使ったグルテンフリーのシフォンケーキを開発した。

 

 「心にも体にも優しい」がコンセプトで、大葉、ミニトマト、キャベツ味の3種類。崎下奈央さんは「野菜が持つ栄養とおいしさを引き出すことを意識した。栄養を逃がさないように、キャベツは少しの水でじっくりと煮込み、トマトに少量の油を入れ、大葉は粉末と生のものを両方使った」と工夫を語った。州田園の彦坂由美さんは「大葉はみんな知っているけど食べる機会は少ない。魅力に気付いて」と発表した。11月4日にここにこで開催予定の「子育て応援フェス」で販売するという。

3種類のシフォンケーキ

 ほかにも、「飛騨路」(札木町)と肉店「ニクロハ」(絹田町)は「秀麗豚」の角煮定食を、「グリーンカフェ」(白河町)と卵農家の「イラコファーム」(杉山町)は照り焼きソースのロコモコを作った。

 

 豊橋市住みます芸人の「ASANA」の2人は、ニクロハとのコラボでカボチャを使った「季節の豊橋ケーゼ」を開発。「カボチャの甘さを楽しんで」とプレゼンした。

 

 メニューは店舗などで順次販売する。詳細は専用サイトへ。

 

ASANAの2人も参加
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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