豊橋市自然史博物館で「カイジュウ博」開幕

2023/07/15 00:00(公開)
スタッフから説明を受ける子どもたち=豊橋市自然史博物館で
 豊橋市自然史博物館で14日、特別展「カイジュウ博2023―海で暮らす仲間たち」の開会式があった。浅井由崇市長や市議らが出席した。
 開会式では、浅井市長らのあいさつの後、テープカットセレモニーを開いた。豊橋総合動植物公園の川島正輝館長、近藤喜典議長、市立二川、二川南小学校の児童らが開会を祝った。
 式の後は、関係者が展示会場を見学した。両小学校の児童ら約250人が詰めかけた。海の哺乳(ほにゅう)類「カイジュウ(海獣)」に興味を持ってもらうと、同館が収集したクジラの標本やラッコの剥製などを展示する。
 巨大クジラの2・3㍍の頭骨、ニタリクジラのひげ、アシカやラッコの剥製など200点を展示した。2015年7月に同市高塚町へ漂着した全長15㍍のマッコウクジラの骨格標本も初公開した。海洋汚染について考えてもらおうと、海洋ごみの現状を伝えるコーナーも設けた。
 見学した二川小6年の女子児童は「クジラの骨が大きくて驚いた」と興奮した様子。
 坂本博一館長は「海の中の様子や海洋生物の生態、海洋プラスチック問題などに、興味を持ってくれたらうれしい」と語った。
【北川壱暉】
テープカットで開会を祝う浅井市長ら
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