新城「四谷の千枚田」にリアルかかし

2023/07/17 00:00(公開)
かかしを仕上げる「チームTAKO」のメンバー=新城市四谷で
 新城市四谷の棚田「四谷の千枚田」に16日、農村の一幕を再現した「リアルかかし」が登場した。設楽町津具の住民有志「チームTAKO」が手掛けた。かかしが五平餅を食べてくつろいでいる。
 豊橋市高田町の「丸八製菓」と千枚田の整備や保全を続ける「鞍掛山麓千枚田保存会」が協力し、2017年から毎年この時期に等身大のかかしを作っている。
 この日は、チームTAKOの5人と丸八製菓の2人が参加。五平餅を作って食べる2体と、ベンチで寝そべる1体を配置した。コンクリートブロックと木材で作ったかまどで、発泡スチロール製の五平餅を焼き上げている。
 かかしは駐車場近くの散策路沿いに置いた。棚田を訪れた観光客がさっそく撮影していた。
 丸八製菓の金子順子さんは「奥三河で親しまれている五平餅を多くの人に知ってもらいたい」と話した。
【安藤聡】
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