奥三河の魅力を写真で発信

2023/08/20 00:00(公開)
設楽ダム工事現場を撮影する生徒=設楽町で
田口高校生徒が設楽と豊根撮影

 県新城設楽振興事務所主催の「奥三河の魅力撮影会」が18日、設楽町と豊根村で開かれた。県立田口高校写真部の生徒5人が参加し、設楽ダムの建設現場や茶臼山高原などを写真に収めた。
 受託した奥三河観光協議会が、若者向けの新たな情報発信策として高校生に協力を依頼した。1日には新城有教館高写真部員21人が新城市と東栄町を巡った。
 設楽町では学校近くのダム建設現場を訪れた。国土交通省設楽ダム工事事務所職員の案内で見晴らし展望台から造成中の重機や、土砂を運ぶダンプカーを撮影した。「レストラン山河」では堤体模型と皿がセットになった器で提供される「ダムカレー」を味わった。道の駅「したら」では近くの豊川(とよがわ)の風景を写した。
 豊根村の茶臼山高原ではリフトに乗って標高1358㍍の萩太郎山へ。リフト駅そばで咲くサンパチェンスの花や展望デッキ「スカイガーデン」からの光景を撮影した。
 部員らは自らモデルになって撮影しあった。「やはず池」では白鳥の形をした足漕ぎボートやカヤックに乗って楽しむ様子を捉えた。
 部長で3年の小嶋庵和さんは「普段入れないダム工事現場では日々光景が変わることを学んだ。貴重な経験でした」と感想を述べた。
 生徒が撮影した作品は新城有教館高校の部員作品と一緒に、奥三河観光協議会のSNSで10月に公開する。
【安藤聡】
ダムカレーを味わう生徒=設楽町で
茶臼山高原からの景色を撮影する生徒=豊根村で
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