「長篠・設楽原の戦い」歴史検定

2023/08/28 00:00(公開)
答案用紙を受け取る検定参加者=新城市設楽原歴史資料館で
 「長篠・設楽原の戦い」をテーマにした歴史検定が27日、新城市設楽原歴史資料館で初めて開かれた。26人が受検した。
 設楽原古戦場がある東郷地域協議会が、次世代に受け継ごうと企画。2022年度から市立東郷中学校生徒3人、市内在住の高校生2人らの計6人を実行委員に活動を続ける。今年4月には生徒らが歴史問題集「Try History~長篠・設楽原~検定準拠問題集 初級編」をまとめ、市教育委員会が発刊した。
 県内外の10~70代が受検した。問題集の中から「徳川四天王を年齢順に」「奥平氏の家紋はどれか」など4択問題50問が出題された。合格ラインは6割の30問以上。豊橋市の30代女性は大河ドラマ「どうする家康」放映を機に歴史に興味を持ち、史跡巡りを始めたという。「何とか合格できそうです」とほっとした様子だった。
 実行委員の東郷中2年、松宮帆昴さんは「多くの人が受検してくれてうれしい。もっと多くの人に新城の歴史を知ってもらいたい」と話した。
 市教委で採点し、合格すると缶バッジなどを送る。2024年度以降は「中級編」の検定も計画する。
【安藤聡】
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