名古屋市であった踊りの祭典「第25回 にっぽんど真ん中祭り」(どまつり、25~27日)で、東三河を拠点に三河全域で活躍するよさこいチーム「緣志」(えにし)が「U40」(チーム人数40人未満)大会で大賞(1位)に輝いた。U40の大賞獲得は三河のチームとしては初の快挙。豊川市を中心に活動する「コンコン豊川」も健闘し「特別賞」を受賞した。東三河からはほかに、豊川の「九十九」と「ユズリハ」も参加した。
どまつりは国内外のチームが「よさこい」などを披露する踊りの一大イベント。今回は183チーム、1万8000人以上が参加し、振り付けの美しさなどを競った。U40部門には80チーム、2000人以上がエントリーした。
よさこいの振り付けや楽曲には強いメッセージ性があり、どまつりでは曲に土地の民謡など「地域色」を入れるのが決まり。緣志がテーマに選んだのは「蒲郡の温泉郷」だ。
代表の柴谷卓実さんは「新型コロナウイルス禍で打撃を受けた蒲郡の観光業に、活気を取り戻す手伝いができればと思いました。踊り手とサポートメンバーの計35人が地元愛を込め、蒲郡の魅力を表現しました」と踊りに乗せた思いを語った。
演舞では、温泉を象徴する手ぬぐいと風呂おけをアクセントに使い、MCの「湯加減はどうですか」のあおりに観客と仲間の踊り手が一緒に沸き上がった。
「今回は新しいメンバーが加入し、若手もベテランも刺激し合いながら練習に取り組めました。技術だけでなく、チームや地域の未来に向けた心の共有にも力を入れられたと思います。緣志は随時メンバー募集中、青春したい人はお気軽に声をかけてください」と柴谷さん。
どまつりは11月23~26日にも、オンラインとリアルイベントを合わせた「テレどまつり」がある。緣志はテレどまつりと、26日の「グランプリファイナル」にも出場し、内閣総理大臣賞の獲得に挑む。
【夏目敬介】