豊橋工科高定時制チームがエコカーレースで好成績

2023/09/14 00:00(公開)
レースに使った車両と山口さん㊧、石川さん=豊橋工科高校で
 県立豊橋工科高校定時制チームが、エコカーレース「2023エネワン・スズカチャレンジ」(ホンダモビリティランド主催)の「KV40」の部で総合8位となり、高校生のみの限定では3位に入賞した。
 大会は7月30日に三重県の鈴鹿サーキットで開かれた。この部門は単3電池40本を動力源に、1周5807㍍のコースを3回走り、合計タイムで順位を競う。いかに省エネで速く走るかがポイントになるレースで、高校生のほか社会人、企業チームの計98チームが出場した。豊橋工科は3年連続出場で、今回が最高順位だった。
 チームは3年の山口天雅さん(17)と石川昇磨さん(18)の2人。自ら車の設計と製造をした。軽量化がポイントで、ボディーにスチレンボードなどを使い重量を26㌔に抑えた。一方で安定して速く走るためには剛性も必要となる。金属部分もアルミを使うなどしてできるだけ自重を抑えた。
 レース当日は山口さんがドライバー、石川さんは無線で指示を担当。タイムは1回目は6分51秒000、2回目は6分57秒337、3回目は7分33秒716の計21分22秒053だった。最高速度は時速75㌔を記録した。3回目は電池残量を考慮し、あえてスピードを抑えて節電した。約半数のチームは電池がなくなりリタイアした。
 山口さんは「新しい伝統を刻めた」と笑顔で話した。石川さんは4年生まで学校に通う予定で「来年はもっと上の成績を目指す」と誓った。
【竹下貴信】
コースに向かう車両=鈴鹿サーキットで(提供)
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