イオンモール豊川内「豊穣屋」が好調

2023/09/16 00:01(公開)
にぎわう豊穣屋=イオンモール豊川で(提供)
 豊川市白鳥町の大型商業施設「イオンモール豊川」内にある豊川ブランドショップ「豊穣屋」が好調だ。その理由を探るため、長野、土岐の各商工会議所関係者が視察に訪れている。店を運営する豊川商工会議所が14日の定例会見で発表した。
 市の補助を受ける商議所によると、イオンモールと同時に3月末に開店した。それ以来、地元企業約40店舗の商品延べ400品を販売している。自社商品の実力を試す1週間限定のチャレンジショップもある。
 オープン直後の4~5月は月間売り上げが700万~800万円で推移。その後も損益分岐点の約400万円を超え、500万円以上が続いている。また「第42回ディスプレイ産業賞2023」で入選した。
 商議所によると、モールに平日は近隣住民、休日は東三河全域と遠州、西三河から人々が訪れている。豊穣屋の売り上げが多いのは休日で、遠方からの客に評価されているという。
 またチャレンジショップは小規模事業者を中心に、食品関係の店が出ている。出店がきっかけとなり、八つのコラボ商品が生まれるなどの成果が出る。
 8月は長野、9月は土岐の商議所関係者が視察に訪れた。11月には西尾、小田原箱根の商議所から訪れる予定になっている。熱い視線を集めているのだ。
 豊川商議所は「地域の商品を紹介するだけでなく、売ることに力を入れたことが成功につながっている。これからも多くの事業者の挑戦を後押ししていく」と話している。
【竹下貴信】
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