豊橋で「動物愛護デー」イベント

2023/09/25 00:00(公開)
猫と触れ合う子ども=豊橋市保健所・保健センターで
 動物愛護週間(20~26日)に合わせ、豊橋市と市獣医師会による「動物愛護デー」が同市中野町の保健所・保健センターで開かれた。豊橋獣医師狂犬病予防協会と「東三河動物福祉の会ハーツ」「あにまるあいず」協力。
 会場では、飼い主のいない猫の現状を伝え、地域猫活動を進めるコーナーが設けられたほか、ボランティアのパネル展示、ペットの飼育相談、犬猫の健康相談などがあった。子ども向けには犬猫の正しい飼い方を答えるクイズラリーのほか、缶バッジ作りのコーナーもあった。
 動物ふれあいコーナーには、新しい飼い主を探す猫12匹、犬5匹、ウサギ1匹がやってきた。市内で起きた多頭飼育崩壊現場から来た猫もいた。子どもたちは金網越しに猫をじゃらして遊んだほか、サークルに入って犬をなでて喜んでいた。
 各地で開かれている犬猫の譲渡会への理解を深めてもらい、新しい飼い主探しにつなげる。

「あにまるあいず」がCFで協力呼び掛け

 豊橋市を拠点に活動する一般社団法人「あにまるあいず」は、今年度から「一般譲渡されない犬猫」「他の団体には引き取られにくい犬猫」を行政から譲り受ける取り組みを始めた。高齢化して行き場所のなくなったペットの最期を看取る。クラウドファンディング(CF)で協力を呼び掛けている。
 2008年に数人で立ち上げ、20年に一般社団法人化した。大河さやか代表によると、保健所などで保護されている犬猫の引き取りを続ける。フリーマーケットなどを定期的に開き、活動費を捻出している。常時、50匹が待機中だ。
 ただ、幼犬や幼猫は引き取られやすいが、高齢だったり病気だったりすると、希望者が見つからない。そんなペットたちにも健康で幸せな生活を送ってもらおうと、「あにまるあいず」が引き取ることにした。
 CFで集めるのは、年間医療費200万円。23日にスタートし24日正午現在で14万円を集め、第1目標の20万円に迫った。最終締め切りは11月21日午後11時。寄付はCFサイト=QRコード=で。
【山田一晶】
あにまるあいずが呼び掛けるCF
CFサイト=QRコード=
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