三遠が川崎に112対89で快勝 Bリーグ発足後チーム最多得点

2024/11/06 23:24(公開)
3Pを6本決め自己最多24点の大浦選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は6日夜、ホームの豊橋市総合体育館で中地区の川崎ブレイブサンダースに112対89で大勝した。Bリーグ発足以降のチーム最多得点で7連勝とし、中地区首位をキープした。

 

大浦、ヌワバ、ダジンスキーの3選手が20点超え

 

 第1クオーター(Q)は序盤から、攻守の切り替えが早い川崎の「スピードバスケ」に苦しめられた。第2Qには佐々木隆成選手のディフェンスリバウンドから、ウィリアムス・ニカ選手のジャンプショットで逆転。その後はデイビッド・ヌワバ選手らの得点で56対45で折り返した。

 

 後半はアグレッシブな守備から相手のミスを誘い得点を重ねた。残り5分半で佐々木、大浦颯太の両選手が3点シュート(3P)を決めると88対61と引き離した。第4Qで川崎も反撃するが、大浦選手が3本の3Pを決めるなど大量リードで逃げ切った。佐々木選手はこの試合でB1通算1000得点を記録した。

3Pを6本決め自己最多24点の大浦選手=豊橋市総合体育館で
ダンクを決めるダジンスキー選手

序盤のディフェンスに課題も

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「序盤と第3Qでは明らかにディフェンスの強度が違った。序盤から積極的な守備で流れをつかもうと指示し続けたが、思うような守備ができなかった」と課題を挙げた。一方で「後半は援護に頼らずアグレッシブな守備ができた」と修正点を振り返った。

 

 自己最多24得点を記録した大浦選手は「全員で作った好機に応えられ素直にうれしい」と喜んだ。守備面は「相手の早い攻守の切り替えに苦しんだが、後半はミスを誘発できた」とした。

 

 次節は9~10日に名古屋市稲永スポーツセンターで中地区のファイティングイーグルス名古屋と対戦する。

 

ブースターの声援に応える選手たち
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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