シュトーレン本格販売開始へ 豊橋の童里夢「ばくばくぱん」

2023/10/20 00:00(公開)
「シュトーレン」を紹介する利用者=いずれも童里夢で
 豊橋市石巻町の多機能型事業所「童里夢」内のパン店「ばくばくぱん」で、ドイツ生まれのクリスマス菓子「シュトーレン」作りが始まった。21~22日の「豊橋まつり」から本格的に販売を開始する。
 ドライフルーツをふんだんに使って焼き込む伝統のパン菓子。小規模作業所時代から手掛け、市内だけでなく県外にもファンが多い。障害のある利用者6人と職員3人が通常業務をこなしながら作業に励む。
 国産小麦に自家製レーズン酵母、オーガニックのレーズンやクルミ、自家製オレンジピール、粗砂糖、天塩など体に優しい材料を選び、丁寧に焼き上げる。ラムレーズンを使用するところが多いが、童里夢はブランデー漬けにする。さわやかな香りが楽しめて口当たりも良く、くせが無いため子どもから年配にまで好まれている。昨年は少し軟らかめの食感だったが、今年は本格的な硬さに戻している。
 昨シーズンは300個近くを売り上げ、今年も同数の販売を予定する。物価高は深刻だが「気軽に手に取ってもらいたい」と価格は据え置いた。大2500円、ハーフ1200円(いずれも税込み)、紅茶の茶葉を添えた化粧箱入り「ギフトシュトーレン」は2800円。豊橋まつりのほか11月2~8日に「イオン豊橋店」で開く「福祉の店」や12月3日の「こども未来館ここにこ」での「夢フェスティバル」などでも販売する。予約、問い合わせは童里夢(0532・87・0800)へ。
【田中博子】
袋詰め作業で大忙し
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国