たすきリレー「RUN伴」が豊橋でも

2023/10/30 00:00(公開)
和太鼓演奏などがあった出発式=豊橋市野依町で
 「認知症になっても、安心して暮らしていける地域」づくりをPRするためのたすきリレー「RUN伴(ラントモ)2023」が全国各地で開かれている。東三河では2カ所で予定しており、そのうちの一つ「RUN伴豊橋2023」が28日に開かれた。
 認知症の人、そうでない人がともにたすきをつなぎながら全国を縦断する。2011年に始まったイベントで、豊橋の参加は今年で10年目。今年は市をまたいでのリレーではなく、豊橋市内3会場から市総合動植物公園までのコースを走った。ランナー80人、ボランティア80人に加え、応援者やイベント参加者ら計300人規模の一大イベントになった。
 野依町の「福祉村病院」から出発する南ルート、石巻本町の「グループホームきのみ」から出る東ルート、神野新田町の「アンキカフェ」がスタートの中ルートに分かれて出発した。
 南ルートではスタート前に出発式があり、社会福祉法人「さわらび会」の「明日香」利用者による和太鼓演奏、豊川市の「キングラン東海」の白井隆仁さんらによるステージ演奏で士気を高めた後、車いす利用者を含む高齢者、福祉村病院や可知病院、近隣介護業者のスタッフらが応援者の拍手の中、スタートした。各ルートとも、いくつかの中継地で到着イベントをしながらゴールを目指した。
 総合動植物公園での合流後は、園内で参加者や来園者に向けた認知症啓発イベントを繰り広げた。
 11月には新城市でも「RUN伴」を企画している。
【田中博子】
そろいのTシャツで走る参加者
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