理と理のあいだ〈105〉 夢のバグースジャティへ(中島ちあき)

2024/11/04 06:00(公開)
敷地内に点在するとてもすてきな東屋でスタッフも休憩。日本にはない光景。

■バリ島ウブドのヨガリトリート②

泣きヨガの先生思い出す場所 浸る間もなく七転八倒

 

 宿泊した「バグースジャティ」は世界各国からヨガグループが集まる森の中のリゾートして人気の地。敷地は東京ドーム1個分という広さ。

 

 この敷地の中に、宿泊棟(ヴィラ)、レストラン、ヨガシャラ3棟、スパ、プール、カフェが点在していて、建物が離れている上に地形の起伏が大きいので、敷地の中をバギーが送迎してくれる。少し高い位置にあるためどこから見渡しても緑豊かな大自然。

 

 実は10年ほど前、私がヨガを始めるきっかけとなった先生からここを訪れた話を聞いていて、いつか来てみたいと願っていた地。その大好きな先生が亡くなってしまった今、ここを訪ねることができたのはとても感慨深く、思い出さない日はなかった。

 

 実のところ、今回主催者でありながら息子を伴っていた私には想定外のハプニングが多々起こり、親としてのエゴを手放す修行のような出来事がついて回った。まさに精神のヨガ。きっと先生も笑っていると思う。

 

 そんなこんなで楽しみにしてたヴィラ主催の初日のヨガクラス参加が子どもの体調不良によりかなわずうなだれていたところへ、元気の良い仲間たちが早朝ヨガを終え、「おなか空いたー」「滝汗爽快ー」なんて話しながら敷地内のレストランにやってきた。みんなのスッキリとした顔が朝日に照らされて光っている。

 

 朝食は敷地内で採れるトロピカルフルーツの代表、パパイヤ、マンゴー、ドラゴンフルーツや搾りたてのジュース、サラダ、オムレツ、パン、ナシゴレン、ミーゴレンなど新鮮な野菜が出された。

 

 ひと汗かいた後にはたまらないビュッフェ形式の朝食をモリモリ食べながら話が弾む。リトリートという名にふさわしい初日のスタートを切った10人+幼児1人。

 

 この後ヴィラを飛び出して観光スポットへ。(続く)

ビュッフェスタイルの朝食はこんな感じ。みんな33回くらいおかわりしました!
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