桜丘高生徒がブラジル人学校訪れ交流

2023/11/25 00:00(公開)
料理作りで親睦を深める両校の生徒ら=カンティーニョで
 私立桜丘高校の生徒らが24日、豊橋市大岩町のブラジル人学校「カンティーニョ」を訪ねて交流した。桜丘高生徒が発案したブラジル料理を作り、言葉の壁を超えて親睦を深めた。
 桜丘高一貫コースの2年生6人とカンティーニョの高校2年生らとの交流。日本語とポルトガル語を使っての伝言ゲームに興じ、言葉が伝わらない中での意思疎通を学んだ。
 伝言ゲームのチームごとにブラジルの家庭料理をアレンジした「豊橋ムケッカ」を作った。パクチーの替わりに豊橋特産の大葉を使い、トマトやウズラ卵などの地場食材も使った。現地のスイーツ作りにも挑んだ。
 生徒らは「言葉が伝わらないことで悩みや問題を抱える人もいるが、多文化理解と共生で乗り越えるきっかけを」と問題意識を持つ。
 カンティーニョのヒラタ・ベアトリスさん(17)は「言葉の壁は日常生活にも影響するもっとも深刻な問題。日本語を話せない友人の多くがここで悩んでいる」と述べた。
【加藤広宣】
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