今回は秋の七草の一つ、オミナエシの仲間の「性」の話です。といっても、生殖ではなくて、仲間の名前に見られる性です。
オミナエシ(①)は小さな黄色い花がたくさん集まっていますが、種はゴマ粒ほどの大きさで、株元に落ち、親株の脇に来年の子株ができます。オトコエシ(②)は同じような花ですが、白花で種には翼があり、周囲に飛ばされます。また子株はランナーで広がります。増え方が男女の行動範囲の違いのようだといえば、言い過ぎでしょうか?
さらに②の変異といわれるオトコオミナエシ(③)という種類があって、これはほとんど白花(一部に黄花)で、種には②のような翼があり、①以上の草丈になります。東三河地方では①は自然の中ではほとんど見られず、②が山地に見られます。また③は時に群生しているのが見られ、私は新城や東栄で自生状態を見ました。
以上のうち①、③、懐かしいジュズダマの種をまいてみたい方は、三種までご明記のうえ、〒441―1368 新城市屋敷70の石原篤幸まで、110円切手を貼った返信用封筒を同封のうえ、今月18日必着でお申込み下さい。
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