「アモーレリフティング」参加者らトークショー

2023/12/03 00:00(公開)
イベントを振り返る桂さん(左端)=まちなか図書館で
 豊橋市の「アクアリーナ豊橋」で9月に開かれたイベント「アモーレリフティング」の主催者と参加者によるトークショー「水中の世界で感じたこと」が2日、同市駅前大通2の「まちなか図書館」で開かれた。
 車椅子で生活する人がプールに入り「水中で愛する人を抱き上げる」イベント。千葉県に続いて全国2カ所目の開催で、NPO法人「日本プール利用推進協会」(東京都世田谷区)が主催した。5組がプールに入り、水中で記念撮影した。
 NPO代表副理事で、豊橋市在住の横山三純さんが司会を務めた。代表の山本彩海さんは「プールは重力から解放される場所。障害があっても立てる」として、プールを誰でも使える場所にするために活動を始めたと説明した。
 続いて、水中撮影した大阪府富田林市の桂真梨菜さんと、榎澤眞穂さんが一問一答形式で感想などを語った。車椅子ユーザーの桂さんは、当初は2人の子を抱くつもりだったが、企画を変更。体重100㌔超の夫昌平さんを背負うことになった。「何から何まで想定外だった」と笑った。榎澤さんは「楽しかった」と振り返る。今月10日のホノルルマラソンの「10㌔ラン&ウオーク」への出場を決めたという。
 また写真担当でNPO副代表理事の西川隼矢さんが撮影の裏話を披露。「本人だけしか写っていないが、実は何人ものボランティアが周囲におり、すぐ助けられるようにしていた」と話した。図書館の「ヘルス&ウェルネススペース」では西川さんの写真を展示中。アモーレリフティングに参加した市内の鈴木智江子さんと晶子さん親子は写真を見ながら「水中の写真は撮ってもらったことがなかった。楽しかった」と話した。8日まで。
【山田一晶】
自分たちの写真を見る鈴木さん親子
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