植樹林の架け橋補修でお披露目

2023/12/08 00:00(公開)
披露式でテープカットをする金子会長ら=段戸山で(いずれも提供)
豊橋ちぎりLCCN40周年事業

 豊橋ちぎりライオンズクラブは、CN40周年記念の環境保全記念例会「記念石碑と植樹林の架け橋 披露式」を、設楽町田峰の段戸山で開いた。
 長年、主要事業として環境保全活動に取り組む。豊川(とよがわ)の環境保全活動として源流域の環境整備、中流域でのホタル放流、河口域での清掃活動を続ける。
 CN10周年で、当時あった「東栄ライオンズクラブ」の協力で「『豊川の水を使う下流域の人たち』が水の大切さを実感し体験する活動」として奥三河の小中学校や御園天文台にユズやカリンの苗木650本を植樹する「豊川上流域への感謝事業」を始めた。
 20周年は設楽町西川地区で、当時植樹活動をしていた故斎藤和彦氏の持ち山に広葉樹(コナラ、ブナ、カエデ、桜、栗、リンゴなど)3000本以上を植樹した。
 40周年を迎えるにあたり、20年間に植えた木の成長を確認するとともに、植樹林の小川にかかる破損した橋や獣害防止柵の補修を企画。当日は会員や家族、他クラブ役員など来賓を含む参加者約60人に、橋をお披露目した。
 金子昭義会長は「森は命と水を育む自然のダム。下流に住むわれわれは今後も清らかな水をいただきたいと願う」とあいさつ。永田強大会実行委員長は「斎藤さんとの出会いできょうここにいます。環境の『ちぎり』として、クラブが存続するかぎり一生懸命やっていきます」と話した。
 斎藤さんの妻定估さんに同LCから植樹管理助成金を贈呈。今後も広葉樹林の保全事業を進めるという。
【田中博子】
補修された植樹林の橋
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