プロバスケットボールＢ１リーグの三遠ネオフェニックス対佐賀バルーナーズの第１戦が16日、豊橋市総合体育館で開かれた。田原市民を無料招待する「田原市ＤＡＹ」とあって、会場は同市からのファンを中心に計３７１８人が訪れた。試合は１０５対95でフェニックスが接戦を制し、大いに盛り上がった。
　試合開始前には田原市の山下政良市長があいさつ。ウェルカムアクトには公式チアリーダー「Ｆｉｒｅ　Ｇｉｒｌｓ　Ｋｉｄｓ」や、愛知県出身でタレントの松井珠理奈さんが登場。ファンが声援を上げた。田原市制施行20周年記念仕様の応援ハリセン配布や、田原の特産品などを紹介するＰＲブースもあった。
　試合は初得点をバルーナーズに譲るも、第１クオーター（Ｑ）は30対21とフェニックスがリード。第２Ｑは27対27で同点に終わり、続く第３Ｑで23対17とリードを広げた。第４Ｑは25対30とバルーナーズが追い上げたが序盤の差が埋められず、第１戦はフェニックスが勝利を収めた。
　観客はフェニックスの勝利とバルーナーズの健闘を盛大な拍手でたたえた。最多得点はフェニックスが金丸晃輔選手の24点、バルーナーズが角田太輝選手の26点だった。
　第２戦は17日午後３時５分から同体育館で。ウェルカムアクトで豊川高校駅伝陸上部の壮行会や、「鯱ほこ連」の阿波踊りなどがある。
【岸侑輝】