「どうする家康」最終回 浜松などでPV

2023/12/19 00:00(公開)
作品への思いを語る3人=アクトシティ浜松コングレスセンターで
 嵐の松本潤さんが主演したNHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回が17日に放送された。徳川家康ゆかりの浜松、静岡、岡崎の3市でパブリックビューイング(PV)と、出演者によるトークイベントが開かれた。
 浜松では、中区の「浜松出世パーク」「アクトシティ浜松コングレスセンター」に、計2500人以上のファンが集まった。家康の家臣団「徳川四天王」の一人、井伊直政役の板垣李光人さん、三方ケ原の戦いで命を落とした本多忠真役の波岡一喜さん、家康と敵対した真田昌幸の嫡男信幸の妻で稲役の鳴海唯さんが登壇し、撮影秘話やドラマへの思いなどを語った。
 PV後は、コングレスセンターで「アフタートーク」。3人が姿を現すと、大きな拍手と歓声が起きた。残り5分で会場に案内された波岡さんが「最後まで見られなかったけど皆さん泣きましたか」と尋ね、会場を沸かせた。 
 松本さんや於大の方を演じた松嶋菜々子さんらがいる静岡会場に中継がつながると、板垣さんは「殿の松本さんと過ごした9カ月は、本当に充実した日々だった。長丁場お疲れさまでした」とねぎらった。鳴海さんは「自分に務まるか不安だったが、『稲は自分だけ』という気持ちで撮影に臨んだ」と振り返った。
 最後に、板垣さんと鳴海さんは「皆さんと違う作品で出会えるように頑張ります」と話した。波岡さんは「浜松は第二の故郷。また違う作品で、浜松の皆さんに会えるのを願っている」と締めた。
【北川壱暉】
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