設楽署など青パト隊活動たたえ氏原さんに感謝

2024/01/12 00:00(公開)
盾を持つ氏原さんと吉見署長=設楽署で
 設楽署と県警生活安全部は11日、設楽町内で青パト隊として長年活動した同町神田の氏原好人さん(90)に謝意を示し、記念の盾を贈った。
 2006年5月から活動を始め、昨年10月に引退した。週3~4回、青色回転灯をつけた車を走らせた。父の代から自宅に防犯連絡所を続け、自身も青パト隊だけでなく「設楽セーフティーボランティア」のメンバーとして活動した。自宅近くの国道473号と県道32号との交差点が危ないため、特に注意を呼び掛けていたという。
 「通院や買い物で車を運転しなければならない事情がある。90歳になり、活動中に事故を起こしたら周りに迷惑をかけてしまうので引退を決めました」と氏原さん。「これまでの活動を認めてくれたことはうれしい。後を継いでくれる人がいないのが課題だ」と語った。
 吉見文吾署長は「安全安心のために長年活動に尽くしてくれて感謝します。これからも協力してほしい」と述べた。
【安藤聡】
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