発災時に3日分の物資備蓄

2024/01/24 00:00(公開)
豊根村が災害時支援を担う企業と協定締結
豊根村が災害時支援を担う企業と協定締結

 豊根村は23日、災害支援を担う企業「ミューチュアル・エイド・セオリー」(東京都)と災害時物資受け入れ保管に関する協定を結んだ。村は発災後72時間分の食料や衣類などを詰め合わせた同社の「G(ガーディアン)72ボックス」の提供を受け、避難所2カ所に備蓄する。協定は県内自治体では初めて。
 広域的な災害発生時に物資が届かない不安を軽減しようと、同社は「G72災害支援プロジェクト」を提唱する。賛同する企業が提供した発生直後3日分の食料と衣類、防災用品、衛生用品を一箱に収納して防災関連施設に備蓄する。県内での導入はなく、長野県下伊那郡5町村で導入している。
 この日、長野県根羽村で同社と豊根、長野県の阿智、根羽、平谷の計4村合同の締結式があった。有馬朱美社長と各村長が協定書を交わした。
 豊根村の伊藤浩亘村長は「混乱が懸念される災害発生時に有効な備えになる」とコメントを発表した。村は「G72BOX」を富山地区と村役場に備蓄する。
【安藤聡】
G72BOXを説明する有馬社長㊧(同)
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