ユース・モデリング・コン豊橋が開幕

2024/01/28 00:00(公開)
豊橋工科高校の「私たちの学校」
 全国の高校生による造形や創作の大会「第3回ユース・モデリング・コンテスト豊橋」が27日、豊橋市松葉町の「こども未来館ここにこ」で始まった。東愛知新聞社など後援。
 11校15チームが出場。50㌢平方の小さな枠内でプラモデルやペーパークラフト、木工作、各種模型などを使って独自の世界を表現する。
 東三河からは豊橋工科高校模型部の5人が出場。「私たちの学校」と題し、母校の普通科棟を再現した。学校の協力を得て実際の設計図から図面を書き起こし、3Dプリンターでパーツを作った。教室には黒板や机、椅子が並んでいる。
 機械科3年の松井海翔さんはパーツの成形や塗装に多くの時間を使ったという。「マスキングテープを使った塗装の作業量が多く大変だった」と語った。「知識があれば何でも形にできる。ものづくりの楽しさが伝わればうれしい」とPRした。
 昨年グランプリ大賞を受賞した岡山理科大学付属高校科学部の8人が作ったのは「名古屋城」。戦災で焼失、その後再建された天守閣などをポリスチレン製カラーボードやプラスチック棒を加工して再現。石垣はインテリアガラスを丁寧に積み上げたという。
 3年の西村遼斗さんは「格子作りも大変だったが、仕上げの段階で台無しにしないように気を遣った」と苦労を語った。「皆で力を合わせて協力すれば大作も4カ月で作れる。ものづくりの面白さの一つ」と話した。
 28日も開く。午後1時から出場チームのビデオによるプレゼンテーションがあり、来場者、協賛企業による投票とプレゼン結果を総合し、成績が発表される。
【岸侑輝】
岡山理科大付属高校の「名古屋城」
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 光生会 さわらび会 住まいLOVE不動産 藤城建設 蒲郡信用金庫 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国