邪気退散へ東三河各地で節分行事

2024/02/04 00:00(公開)
大勢が訪れた豆まき=砥鹿神社で
 節分の3日にかけて、東三河の各地でさまざななイベントがあった。

豊川・砥鹿神社で豆まき

 豊川市一宮町の砥鹿神社では3回に分けて節分行事があり、計90人の年男と年女が特設やぐらの上から豆をまいた。
 豆袋の中にはくじが入っており、大しゃもじが当たった豊橋市飯村南5の田嶌康さん(74)は「家の神棚に飾ります。今年はいい年になりそう」と笑顔だった。

田原・潮音寺で山下市長ら「福は内」

 田原市福江町の潮音寺は節分祭で福豆や餅をまき子どもたちをはじめ多くの人でにぎわった。
 福を招く追儺(ついな)式は午前10時から正午まで3回あり、祈とうなどの神事と、中国琵琶奏者のティンティンさんによる演奏もあった。
 舞台に上がった年男と年女、山下政良市長や市議ら43人が「福は内!」の声に合わせて福豆や餅、菓子などをまいた。子どもたちが袋などを広げて待ち拾い集めた。当たり付きの福豆を拾った人は大喜びだった。

豊橋若草育成園などへ瑞光寺が恵方巻贈る

 豊橋市栄町の瑞光寺は、児童養護施設「豊橋若草育成園」と障害児施設「豊橋ゆたか学園」に恵方巻き計100本をプレゼントした。
 子どもたちが親元を離れて生活している。この日は施設内で職員のふんする鬼に豆まきをしたという。
 子どもたち20人と赤鬼にふんした山田吉勝施設長が出席。丸山宗皇住職は「健やかに暮らしてほしいという多くの人の願いを代表して持ってきた」と述べ大谷翔平投手の言葉を借りて「夢を大切に」と語り掛けた。

豊橋・千賀商店が市福祉事業会に豆寄贈

 豊橋市前田中町の「千賀商店」は2日、市福祉事業会に節分豆を贈った。児童発達センター「豊橋あゆみ学園」の子どもが千賀誠社長と一緒に豆まきをした。
 1994年から事業会に豆を贈り続けている。今年は5㌔入り落花生10袋、豆の詰め合わせ4袋を届け、9施設に分けた。千賀社長は「4年ぶりに訪問できてうれしい。今後も続けたい気持ちが増えた」と話した。
【取材班】
豆まきでにぎわう境内=潮音寺で
子どもたちと豆まきを楽しんだ千賀社長=豊橋あゆみ学園で(提供)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 光生会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国