東三河初「オートストア」導入

2024/02/07 00:01(公開)
新物流センターの完成イメージ(提供)
建設中の物流センターに豊川「トヨコン」

 豊川市の物流総合商社「トヨコン」は、東三河初の「オートストア(自動倉庫型ピッキングシステム)」を導入した物流センターを同市上長山町に建設している。4月に完成し、5月から本格稼働する。
 取引先企業が、県外にあるメイン物流センターの豊川市内への移転を検討していた。トヨコンの省人化設備の提案が顧客ニーズとマッチし、新センターの共同プロジェクトが2022年春に始まった。
 敷地は約4700平方㍍。オートストアは、ロボットがコンテナを出し入れする仕組みで、省人化が可能になる。倉庫機能に加え、ピッキング機能も備える。
 トヨコンは、省人化機器・設備の取り扱いやシステム開発のサービスを提供している。今回のセンターは、強みとなるサービスを生かし、AGV(自動搬送機)や、独自開発の仕分けシステム「WMS(倉庫管理システム)」を導入する。
 また敷地造成で伐採したヒノキから、アロマスプレーを500本作った。完成したスプレーの袋詰めは、職場体験で受け入れている豊川特別支援学校の生徒が協力した。同社は今年60周年を迎えることから、ノベリティーとしてイベントなどで配る。
【竹下貴信】
工事中の新物流センター=豊川市上長山町で(同)
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