地元プロバスケットボールクラブを応援しようと、近隣自治体が「三遠ネオフェニックス」との連携で共通のオリジナルネックストラップを作った。呼び掛けた豊橋市をはじめ、各自治体ともクラブと連携協定を結んでおり、スポーツを通じたまちづくりの広がりを期待している。
東三河5市と3町村のほか、東三河県庁を加えた計9自治体がストラップを購入した。各職場で職員の名札掲示用に活用している。
ネックストラップはクラブ運営会社「フェニックス」がデザインと製作を手掛けた。赤と黒のツートンカラーの帯にクラブの合言葉「WE ARE PHOENIX」の文字が躍る。3月に個人購入を募ったところ、350本が完売した。4月の新規採用者や新たな購入希望もあり、追加製作も検討している。
クラブはBリーグの強豪としてバスケファンを沸かせ、次世代の育成など競技普及に力を入れる一方、地域とのつながりも重視する。各地の小学校でバスケの交流を催したり、ホームゲームでの「市町村DAY」で地域の文化や歴史、観光などの魅力を発信する機会を演出している。
企画発案者で、豊橋市文化・スポーツ部の浅倉淳志次長によると、チームの大野篤史ヘッドコーチが掲げる「地域にバスケ文化を根付かせる」という考えに共感したことがきっかけだ。「大野ヘッドコーチは常に『地域の日常になりたい、皆さんの誇りとなりたい』とまちへの熱い思いを語ってくれる。この機運を多くの市民に届け、根付くよう東三河を挙げてPRしたかった」と経緯を述べた。
豊橋市本庁舎にもストラップと同じ合言葉を載せた横断幕を掲げた。チームは3日の「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」戦で今季の全日程を終了する。シーズンオフも含め、地域を巻き込んだ持続的な盛り上がりにつなげたい考えだ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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