豊橋市消防本部が高規格救急車導入

2024/02/08 00:02(公開)
3000万円を寄付した近藤社長(中央)=豊橋市役所で
県内2件目の電動ストレッチャー搭載

 豊橋市消防本部は、消防救急体制の充実と強化のため、電動ストレッチャーを搭載した高規格救急車を新たに導入した。7日に納車式があった。同本部によると、電動ストレッチャー搭載は県内で2件目という。8日から運用を開始する。
 2022年11月、田原市の運送会社「藤通」の近藤資浩社長(57)が、救急車の購入費用に充ててほしいと個人で同市へ3000万円を寄付した。母が救急搬送された際、救急救命士の対応の素晴らしさに感銘を受けたためという。
 納車式では消防本部の日勤救急隊の隊員4人が、道端で倒れた男性1人を救急搬送する様子を実演した。
 近藤社長は「一人でも多くの命を救ってもらいたい。今後も支援を続けたい」と語った。浅井由崇市長は「昨年の救急搬送は1万8345件で過去最多を記録した。迅速に対応するうえで、大変ありがたい」と述べた。
 市は11台の救急車を所有している。8年前後で新車と入れ替えている。購入費は、救急車が約2000万円、ストレッチャーが約800万円。ストレッチャーは油圧式で、ボタン一つで高さを変えられるので、職員の負担軽減につながる。
【北川壱暉】
救急搬送の実演
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