フェニックスの連勝、16でストップ

2024/02/12 00:00(公開)
惜しくも連勝が16で止まった三遠=豊橋市総合体育館で
 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は11日、ホームの豊橋市総合体育館で、東地区1位の「アルバルク東京」に72対94で敗れ、連勝が16で止まった。この日は、豊橋でのホームで史上最多の4792人が詰めかけた。
 リーグ上位2チームの直接対決。10日の1戦目は、ラベナ選手や大浦選手らの活躍もあり、93対74でクラブ創設新記録となる16連勝を達成した。
 11日、三遠は序盤から苦しい展開となった。サイズ選手やメインデル選手らの高さのある攻撃で3連続得点を許し、7点差に。ラベナ選手やダジンスキー選手の3点シュートなどで盛り返し、20対23で1Qを終えた。
 2Qは、メイテンやクラーク両外国人選手の活躍で一時逆転。だが、ターンオーバーやファウルで相手に主導権を握られる場面が目立ち、6点差に広げられた。
 3Qはクラーク選手のジャンプショットなどで再び逆転するが、4Qは終始相手ペースの攻撃が進み、最終的には22点差の大敗を喫した。
 大野篤史ヘッドコーチは「CSに向けて良いトレーニングになったと思う。身体的、精神的なタフさを持ち合わせないと勝ち抜けない」と振り返った。課題については「リバウンドが一つの鍵となるが、取り切れなかった。焦りからターンオーバーが増えてしまった」とした。
 司令塔の大浦選手は、大差での敗北について「自分たち次第で良くすることもできた」と悔しさを口にした。同ポジション争いについて「佐々木選手や山内選手とはプレイスタイルも異なるので、違う味を出せるようにしたい。変化をつけられたら良い」と話した。
 次戦は、3月2日に豊橋で強豪の琉球ゴールデンキングスを迎える。
【北川壱暉】
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