「長篠合戦姫屏風」が完成、販売中

2024/03/10 00:00(公開)
長篠合戦姫屏風=新城市設楽原歴史資料館で
450年の節目を前に新城市が100隻

 新城市は、「長篠合戦姫屏風(びょうぶ)」を作った。1575年の長篠城主だった奥平信昌にゆかりの中津城(大分県中津市)で展示されている長篠合戦屏風をモデルにした小型版。
 中津城は江戸時代中期の1717年から1871年まで奥平家が居城した。1964年に再建された天守閣の中の奥平家歴史資料館で有名な「長篠合戦図六幅掛軸」が展示されている。
 来年は合戦から450年の節目を迎える。新城市はミニチュア版の「姫屏風」を考案した。縦28㌢、横56㌢。6枚を折り畳めるようにしている。100隻作った。税込み5000円で、市設楽原歴史資料館と長篠城址史跡保存館で販売中。
 資料館には市立東郷東小学校の1994年度の卒業生78人が製作した「設楽原合戦図」を、保存館では成瀬家本(犬山市)の複製屏風図を展示している。
【安藤聡】
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