6月から豊川市総合体育館の大規模改修開始へ

2024/03/11 00:00(公開)
6月から大規模改修が始まる豊川市総合体育館=豊川市諏訪3で
 豊川市総合体育館の大規模改修が6月から始まる。老朽化した施設の長寿命化を図り、安全安心に利用できるようにする。来年度予算案で9億9803万円を計上した。
 1990年に完成した。鉄筋コンクリート造3階建て延べ7506平方㍍。バスケットボール、バレーボール、卓球などの各種大会をはじめ、さまざまなイベント、市民のトレーニングなどに使われている。
 近年は老朽化が目立っており、1階のメインアリーナ、3階のサブアリーナなどで雨漏りが見られる。空調機器は総じて老朽化している。内壁は全体的に汚れ、塗装のはがれなどが目立つ。これらを改善するため6月から来年9月までの日程で初の大規模改修をする。
 工事内容はメインアリーナ、サブアリーナ、レクアリーナ、トレーニング室の天井の耐震化(落下防止)をはじめ、屋上の防水、電気・空調設備の更新、外壁改修、室内の見た目の改善など。
 改修後、目に見えて使いやすくなることはないが、天井の耐震改修をすることで、指定避難所として安全安心な利用につながるという。
 工事のため、レクアリーナ、トレーニング室、事務室は7~12月、メインアリーナとサブアリーナは7月から来年8月まで使えなくなる。
【竹下貴信】
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