浜名湖花博でリュウゼツランとバラ見頃

2024/04/29 00:00(公開)
リュウゼツランを見上げる来場者=浜名湖ガーデンパークで
 「浜名湖花博2024」を開催中の浜松市中央区の「浜名湖ガーデンパーク」で、数十年に一度咲く「リュウゼツラン」と、色鮮やかなバラが見頃を迎えている。写真撮影を楽しむ客もいた。
 中南米原産の多肉植物。「センチュリープラント」(百年に一度の植物)という別名が付けられている。
 ここでは2004年の花博の際に約10株を植えた。そのうちの2株が花を咲かせた。葉もとから伸びた茎は3㍍以上に成長。それを取り囲むように細長く小さな黄色い花が咲いていた。4月末までが見頃という。
 モネやゴッホら印象派画家の絵画を植物でイメージした「花美の庭」では27日から「バラの大アーチ」の一般公開が始まった。黄や赤など30種類40本のバラと、周りの花々との共演を見ようと、多くの人が来ていた。
 管理責任者の佐原宏康さん(62)は「バラとほかの植物を組み合わせ、美しい景色をつくることを意識した。バラ本来の良さに気づいてほしい」と話した。5月12日まで。
 「花織り畑」でヒマワリ、マリーゴールドやコスモスが咲き始める。
【北川壱暉】
バラの大アーチ
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