「ここにこ」盛況も中心街イベントの人出減

2024/05/09 00:02(公開)
大道芸に盛り上がる中心市街地の来訪者=豊橋駅南口駅前広場で
豊橋市がGWの施設など集客状況まとめ

 豊橋市は、ゴールデンウイーク(GW)(4月27日~5月6日)の10日間で、市内の公共集客施設や主催イベントの会場への人出をまとめた。主な14施設と5カ所のイベント会場を訪れた10日間の延べ人数は40万7406人で、1日平均8万1746人。稼働日数や休館施設など条件は異なるが、1日平均は前年度の8万7014人を下回った。
 施設別では豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)が最多の8万1692人(前年度6万7616人)。1日平均も8169人(同7513人)に増えた。このうち、園内にある自然史博物館には6万2421人(同5万6347人)が訪れ、平均も6242人(同6261人)で横ばい。
 「こども未来館ここにこ」は、前年度より9000人余り増え3万7582人(同2万8107人)だった。1日平均でも3758人(同3123人)で大幅に増えた。JR東海とカプコンが企画する人気ゲーム「モンスターハンター」の現地イベントを目当てにしたファンも数字を押し上げたとみられる。
 「道の駅とよはし」は特産品や飲食店街「tomatte(トマッテ)」が5万9008人(同5万8134人)で平均5901人(同6459人)、産直店「あぐりパーク食彩村」は2万6661人(同2万3475人)で平均2666人(同2608人)だった。国道23号バイパス経由で遠方から来た人も多い。
 一方、ここにこを除く中心街での多くのイベントは前年度を下回った。歩行者天国や「まちなかアートフェスティバル」があった中心街などの5カ所は7万4000人(同8万1400人)で大幅に減った。市は「新型コロナウイルスが5類になり、行動範囲が広がった影響があるかもしれない」とした。
【加藤広宣】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国