絵本や児童書などの回収窓口設置

2024/05/21 00:00(公開)
本を回収箱に入れる子どものイメージ(提供)
豊橋商工信組が古本こども書店と連携

 豊橋商工信用組合は、本店営業部と各支店に絵本や児童書、図鑑などの子ども向けの本の回収窓口を設置した。「古本こども書店」との連携事業で、回収された本はリサイクルし、必要な人々に無料で配る。
 この取り組みは、2023年度の「ピーターパンカード」(クレジットカード利用額の一部が寄付金となり、子どもたちの健全育成や難病支援に役立てられる)の寄付金贈呈先である「とよはし子ども食堂・居場所づくりネットワーク このまちくらす」との関係から生まれた。

きれいにして必要な人へ無料配布

 寄付された本は障がい者の就労支援施設で消毒やクリーニングをする。
 「古本こども書店」は、不要になった絵本や児童書を回収し、クリーニングした後、「絵本が欲しい」「絵本を読んであげたい」という人に無償提供している。イベント開催時や広告代理店「合同会社ずっとこの街」の同市向山大池町の事務所で不定期に開かれる。
 豊橋商工信組は、不要になった絵本や児童書が次の世代へ引き継ぐとともに、障がい者の就労支援にも貢献することを目指す。
【山田一晶】
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