美しい「野の花」ずらり 八木さんの写真展

2024/06/07 00:00(公開)
個展を開いた八木さん=亜鳥絵で
豊橋のギャラリー亜鳥絵40周年記念展

 豊橋市東雲町の「ギャラリー亜鳥絵」で、地元を代表する写真家の一人、八木祥光さん(同市藤並町)の個展「水も滴る…花麗し」が開かれている。ギャラリー開廊40周年記念の企画展。9日まで。
 1941年豊橋生まれ。国内外の自然や美しい花などの撮影と発表を続けるとともに、後進の指導にも力を入れてきた。約60年間「野の花」の撮影に打ち込み写真集も数多く発表してきたが、現在は目の病気のため撮影を控え、作品の整理などに力を入れている。
 今回は1日に発刊したばかりの花をテーマにした写真集に収めた100点以上の中から抜粋した約50作品を披露した。A4判にプリントした写真2枚を一つの額に収めて展示したほか、A2判、A2判を2枚並べた大作も。「ササユリ」「ドクダミ」「ホソバシャクナゲ」「ヒガンバナ」など、長年撮り続けてきた中から美しい花を厳選。自宅庭から奥三河、立山や上高地、伊吹山など各地で撮った花々の写真に、解説などの短文を添えている。
 A2判を2枚並べた写真は、カラーの花の先端部分を杯のように組み合わせたユニークな作品。夕陽を背にした背高のヒマワリなども注目だ。「楽しんで見てほしい」と八木さん。期間中は会場で写真集も販売している。
【田中博子】
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