住みます芸人の「豊橋ふるさと劇団」始動

2024/06/17 00:00(公開)
顔芸で会場を沸かせる志願者=豊橋市前田南公民館で
一般向けオーディションに28人参加

 吉本興業が「豊橋市住みます芸人」を団員に旗揚げした「ええじゃないか豊橋ふるさと劇団」のオーディションが15日夜、豊橋市の前田南町公民館であった。市内外から参加した5歳から60代までの28人が、 舞台デビューに懸ける熱意や笑いのセンスなどを審査員に猛アピールした。
 住みます芸人で、お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」の吉村憲二さんを座長に、同じ住みます芸人のASANAから久保さんとナミトさんと立ち上げた。
 吉本新喜劇でおなじみの随所に笑いをとり入れつつ、終盤には感動や涙を誘う展開で約2時間上演する。豊橋の文化、風土、名物などを盛り込んで郷土愛やまちのPRにも役立てる。
 選考には脚本担当で構成作家の森下ゆうじさんも参加。志望動機など型どおりの質問に続き、特技を聞かれてここぞとばかりに、持ちネタを披露する志願者もいた。
 大崎町のヨガインストラクター浅香裕子さん(63)は夫英雄さん(58)を誘った。「衣装のヒョウ柄スパッツをいい感じにいじってくれた。夫婦そそっての舞台デビューは笑いで飾りたい」と意気込んだ。
 豊川市立国府小学校1年の田代晴飛さんと清水海里さんは幼なじみのコンビ。飛び入りした海里さんの姉未琴さん(4年)と「3人で一緒に笑いを起こしたい」と語った。
 この日は保護者の承諾待ちの1人を除く全員に合格を伝えた。吉村さんは「20年余りの芸歴で審査する側は初。個性豊かな人ばかりで大収穫だ」と喜んだ。持ちネタにちなみ「あふれる笑いと、ほっこりした舞台を楽しんで『幸せになろうよ』」とPRした。
 7月下旬から1カ月余りの練習を経て、9月8日に「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で上演する。
【加藤広宣】
合格発表する座長の吉村さん(左から2人目)ら
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