「第106回全国高校野球選手権愛知大会」は15日に3回戦16試合、16日には前日に継続試合となった3試合が行われた。東三河からは3チームが登場。豊橋中央が勝利した一方、豊橋西、豊橋工科は敗退した。
【北川壱暉】
豊橋中央は二回2死一、三塁で重盗に成功し先制。三回は2死二、三塁で髙安が適時内野安打を放ち、2点目。六回は、米田の中犠飛で3点目を奪った。
投げては、内山、前島が再三、最少失点に抑えた。
最終回、1死三塁で三塁手が髙安から堅守の花井に交代。髙安はチーム随一の強打者で延長に入ると打席が回る可能性があった。花井がライナーをキャッチし試合終了。この回を絶対に抑えるいう采配だった。
豊橋中央のプロ注目右腕、内山は先発して3回無失点。5安打を浴び、二回以外は得点圏に走者を背負ったが、落ち着いて140㌔前後の直球を投げ込んだ。2番手の主戦前島は六回に失点したものの、直球と多彩な変化球をコーナーに投げ分け、4回1失点。2度けん制で刺す好プレーを見せた。3番手小栗は143㌔をマークした直球を軸に2回1失点。
萩本将光監督は「相手との相性や調子で先発を決める。力のある投手がそろってきた」と話していた。13日の先発は谷奥。手厚い投手陣に期待が集まる。
15日の試合結果
▽3回戦
○…豊橋…○
豊橋中央
011001000|3
000001010|2
栄徳
(豊)内山、前島、小栗―松井(栄)伊藤、吉村、大石―木原
〇…豊田…〇
豊橋工科
000000010|1
00200100×|3
長久手
(豊)山口、中神―井上(長)社本―中西
〇…瑞穂…〇
豊橋西
10000
00000
岡崎城西
(継続試合)
(豊)持田侑―畑
(岡)永田―中平
16日の試合結果
▽3回戦
〇…瑞穂…〇
豊橋西
100000000|1
00000003×|3
岡崎城西
(豊)持田侑、山下―畑
(岡)永田―中平
【豊橋中央-栄徳】豊橋中央六回表1死三塁から米田の中犠飛で3点目
【豊橋中央-栄徳】先発の内山=豊橋市民球場で