社会福祉法人さわらび会専務理事の山本ゆかりさん(85)の瑞宝双光章受章祝賀会が24日夕、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」で開かれた。約300人が出席した。
1983年に「さわらび会」理事に就任。県社会福祉審議会委員を6年間務めたほか、全国老人福祉施設協議会や日本認知症グループホーム協会の役員を歴任。現在、全国介護事業者連盟愛知県支部長を務める。
今枝宗一郎氏や根本幸典氏の地元選出衆院議員や参院議員の藤川政人氏、神谷政幸氏らが来賓として出席した。NPO法人日本介護支援協会の鴻江圭子会長は「何事にも前向きで、辛いことがあっても逃げない強い気持ちを持っている。法人の発展に尽くしてほしい」と祝辞を述べた。
豊橋商工会議所の神野吾郎会頭は、福祉事業の発展に尽くしたことに加え、元F1レーサーで前衆院議員の山本左近氏を育てたこともたたえた。元副金融担当相の山本明彦氏は、1996年の豊橋市長選に出馬したことを披露したほか、「理事長で夫孝之さんとともに事業家として頑張ってほしい」と激励した。
山本さんは「介護業界の先輩たちだけでなく、さわらび会のスタッフのサポートのおかげ。今後とも指導をお願いします」と感謝した。ひ孫の河合穂波さん(4)と孫の相澤崇博さん(25)から花束を受け取った。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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