クリスマス用品の製造販売などを手掛ける豊橋市江島町の「井関」(井関吉郎社長)は11日、大きなクリスマスソックス240枚を豊橋善意銀行に寄託した。地元の福祉施設利用者に贈る。
井関社長は約50年前に独自で高齢者施設へブーツを贈り始めた。三十数年前からは「子どもたちには夢を、高齢者には元気や勇気を贈りたい」と善意銀行を通して、プレゼントをもらう機会が少ない小規模作業所を中心に市内の福祉事業所へ菓子入りのブーツの寄贈を続けてきた。
今回は、ツリーのオーナメントや壁飾り、プレゼント入れなど、いろいろな用途で使えるクリスマスソックスを用意した。赤と緑の2色あり、それぞれかわいらしいサンタクロースの柄がデザインされている。受け渡しは会社であり、井関郁子副社長が善意銀行の中神真常務理事にソックスを託した。
「クリスマス会など子どもたちにいろいろな形で使ってもらいたい」と井関社長。希望する市内の福祉施設に渡るという。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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