新城市がふるさと納税にNFTアートを採用

2024/11/30 00:00(公開)
返礼品の絵本「やさしいきもち」とキーホルダー

 新城市は、ふるさと納税に、NFT(偽造不可能な鑑定書、証明書付きのデジタルデータ)技術を用いたアートを返礼品として採用する。12月1日から寄付の受け付けを始める。取り扱いはウェブのみで、「あるやうむ」から。

 

 返礼品は市内のウェブ3絵本作家「えみの森木こりさん家」が製作した「NFTアート」(寄付額1万円)▽アートと新城産木材を使ったキャラクターキーホルダー(同1万5000円、限定50セット)▽絵本「やさしいきもち」とアート、キーホルダーの3点セット(同2万円、限定20セット)―の3種類。

 

 「えみの森木こりさん家」はNFTプロジェクトに参画し、登録されたキャラクターを採用した絵本「やさしいきもち」を製作。親子で対話を楽しみながら心の成長に寄り添う物語となっている。また市内の林業会社「新城キッコリーズ」の取り組みに共感し、ふるさと納税返礼品を思いついた。「森を守る活動を知り、参加するきっかけとしたい」とコメントしている。キーホルダーは新城キッコリーズが伐採した木材を使用している。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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