江口幸雄副知事は4日、かねてより要望している臨港道路「東三河臨海線」について、公明党の安江伸夫参院議員(愛知選挙区)に対し、改めて詳細を説明するとともに、支援を求めた。
東三河臨海線は豊川市御津町西方地区と豊橋市の臨港道路東三河臨海線を結ぶ13㌔の4車線道路で計画されている。埋立地の「御津1区」から「御津2区」を通り、六条潟を陸よりに避けながら神野地区を経て明海地区に至る。
三河港は2024年現在、2174万㌧の取り扱い貨物量があるが、輸送には国道23号と県道528号を経由しているため、一般交通と重なり、渋滞が相次いでいる。試算では2030年代後半には港湾貨物の発生集中交通量は一日あたり御津地区で400台、神野地区で1万1000台、明海地区で2万7000台になる見通しだ。
トラック運転手らの残業時間の上限規制が適用されたことに伴う物流の「2024年問題」があり、海上輸送はその重要性を増している。三河港と直結する臨海線を使えば陸上輸送時間が大幅に短縮できる。また災害時の緊急車両や緊急物資輸送車両のための道路の冗長性確保、三河港へのアクセスの向上による三遠南信地域の活性化にもつながる。事業費は約1000億円。
調査費はついているが「力強いものではない」という。江口副知事は「地元を元気づけられる事業。県からも国に要望している。県として全面的に事業化に協力するので、支援をいただきたい」と述べた。
党国土交通部会長の安江氏は計画に理解を示したうえで「東三河の道路が結ばれていくことが分かった。中野洋昌国土交通相にも現地を見てもらい、実現に向けて取り組みたい」などと答えた。
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