いつの間にかすっかり冷たい冬の風になり、わが家の冬の主役である薪(まき)ストーブがフル稼働し始めている。
上にやかんを置いてお湯を沸かしたり、洗濯物を近くに置いて乾かしたりと薪ストーブの熱を借りたい脇役たちが後をたたない。煮込み料理やドリアやピザ、パウンドケーキを焼くなど、苦手な冬が楽しい季節に変わる。
家族3人がそろう夜の時間帯に薪をくべ、寝る前にふたを閉じてその熱で眠りにつく。朝は早起きの夫がすでにたいてくれているので私が起きるころにはすっかり部屋中が温まっていて外の寒さを忘れるほど。
築80年になる家を改修した時にこのストーブを設置して、窓をペアガラスに変えたことで寒さ対策ができた。平家の古民家をこれ一台で温めることができるのはありがたい。
玄関入ってすぐの土間にあるため、友人や知人からは 「薪ストーブいいな。どうなの?」とよく聞かれる。
私は「すごくいいよ!! 電気代も節約できるしコレ一台で部屋中が暖まるしお勧め!」と、つらつらとたくさんの良いことを並べた後に、でも薪の準備が大変そう。とひと言を加える。かたや夫は「大変だからお勧めではない。良いこともたくさんあるけど」と言う。
先日のこと「1年中薪ストーブのことを考えてる」という一言をぽろっと漏らした。乾燥させるため翌々年に使う薪を調達、確保したり、カットしたり、ハチに巣を作られないように置く場所を考えたり、と本当に大変なんだろう。ぬくぬくと暖まらせてもらっている私。薪一本くべる時には感謝の気持ちを込めて。
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