豊川市当古町の喫茶店「パブリックスコーヒーブランディン」で、クロチク(黒竹)の花が咲いた。120年に一度咲くともいわれており、客の間で話題になっている。
イネ科マダケ属の一種で、店と塀の間に垣根として12年前に植えた。1週間ほど前に花が咲いているのを店主の杉山公洋さん(46)が見つけた。大きな花が咲くわけではなく地味な雰囲気だが、クロチクの花が珍しいことを知っている来店客が多く、じっくりと見物する人が目立つ。
垣根の幅は約5㍍。何本もの竹があり、多くの花が咲く。花は数㌢と小さく、雄花がたれ下がっている様子が見られる。杉山さんは「珍しい花ですので、コーヒーを味わいながら見てください」と話す。午前11時~午後7時で水曜定休。
豊橋総合動植物公園の植物園を担当している豊橋みどりの協会の河辺恵美さん(54)は「120年に一度かは分かっていないですが、花が咲くのはとても珍しいです。竹は花を咲かせると枯れてしまいますが、地下茎から再びタケノコが出てきて復活します」と話していた。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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