豊川市の8神社が協力し、「穂の国とよかわ神玉巡拝」を20日から始める。神の力が宿る玉を受け、願いをかなえるもので、観光振興につなげる。
神玉巡礼は、2020年に茨城県日立市周辺の神社が協力して始めた。10カ所前後の神社を巡り、神玉を集める。徐々に広がり、現在では北関東を中心に富士山周辺など全国10カ所で行われている。
豊川市観光協会が神社側に呼び掛けて実現した。砥鹿神社の奥宮と里宮、豊川進雄神社、五社稲荷社、菟足神社、為当稲荷神社、大社神社、宮道天神社が参加する。
神玉は直径1・5㌢。各神社で異なり、名称と神社を象徴するデザインが描かれている。砥鹿神社は5月の例大祭にちなんだ流鏑馬(やぶさめ)、大社神社は大黒様がまつられていることから打ち出の小づち、菟足神社はウサギ、為当稲荷神社はアジサイの名所でもあることからアジサイと稲荷にちなんでキツネを描いた。長さ約25㌢の神ひもとセットにして1000円で頒布する。八つすべて集めると、達成証明書がもらえる。
砥鹿神社の岩崎和夫宮司、菟足神社と五社稲荷の堀建治宮司、大社神社の鈴木忍宮司、為当稲荷神社と豊川進雄神社と宮道天神社の山本行洋宮司は「それぞれの神社を巡って神玉を集めて、願いをかなえてください。豊川の観光を楽しみ、おいしい食事を食べて、名所に立ち寄って」と話した。問い合わせは、豊川市観光協会(0533・89・2206)へ。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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