プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」で活躍する田原市出身の小川泰弘投手らによる野球教室が15日、田原市の渥美運動公園野球場であった。地元の少年野球10チームに所属する小学5~6年生143人がプロの指導を受けた。
ヤクルトの塩見泰隆外野手、日本ハムファイターズの谷内亮太コーチも登場。ウオーミングアップの後、3グループに分かれて投球動作や守備などの基本的な動きを学んだ。
投手組は、小川投手が投球フォームを一人ひとりチェック。真剣なまなざしで足の上げ方やリリース、腰の回転の仕方などを助言した。「腕をしならせる意識で投げて。キャッチボールは、相手の右肩の辺りを狙うように」とアドバイスした。
守備では、内野は谷内コーチ、外野は塩見外野手が指導した。打撃の実演で3人が快音を連発させると、子どもたちから歓声が上がった。若戸小6年の杉原歩宗さんは、小川選手にライナー性の当たりを打たれた。「スイングが速くかっこ良かった」と感動した様子だった。
最後に小川選手は「1年でも長くプロを続けられるように頑張ります。皆さんの成長する姿をまた見せてください」とメッセージを送った。
この日は、市内各少年団対抗の「第8回ライアン小川杯争奪学童軟式野球野球大会」の決勝もあり赤羽根が田原中部に8対1で勝利した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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