県は22日、宮﨑駿監督の長年の愛車「シトロエン２ＣＶ」を長久手市の「ジブリパーク」にある「ジブリの大倉庫」に29日から展示すると発表した。

　宮﨑監督の愛車は、50年ほど前に購入した。長男の宮崎吾朗監督は「家では乗ることがなくなりましたが、たくさんの思い出が詰まった２ＣＶです。ジブリパークで末永く大切にしていただければ幸いです」とコメントした。

　オリジナルストーリーの漫画「宮﨑駿の２ＣＶ物語」をパネル化して展示する。大村秀章知事は「車をジブリパークの宝物として大事にしたい」と話した。

　また県は、４月入場分（２月10日午後２時販売開始）からエリア券（４種類）を新設するほかセット券を２種類にすると発表した。

　チケットは「大さんぽ券」にプレミアムとは別に「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」を楽しめるスタンダード券（大人平日３３００円、土日休日３８００円）を新設。大さんぽ券はプレミアムとスタンダードの２種類となる。「魔女の谷」で「オキノ邸」（大人４００円）「ハウルの城」（大人１０００円）「魔女の家」（大人４００円）の当日入場券もエリア内で購入できるようになる。

　また、エリア券として「魔女の谷・もののけの里」（大人２０００円）「ジブリの大倉庫」（同）「青春の丘（地球屋も入場可）」（大人１０００円）「どんどこ森（サツキとメイの家も入場可）」（同）を新設した。子ども（４歳から小学生）は大人料金の半額。