新城市作手田代の「鈴木製茶」が出品した「新城 春の創作ほうじ茶」が、国際リーフ茶コンテスト「ザ・リーフィーズ2024」のブレンド部門で優秀賞を受賞した。有機栽培の茶と、サクランボの葉、設楽町のクロモジの枝をブレンドした。代表の鈴木克也さん(37)は「地元のものを融合させた茶が評価されてうれしい」と感想を述べた。
2023年のコンテストで「緑茶日本地区部門」と「白茶その他地区部門」で同時に優秀賞を受賞。24年はブレンド部門で出品し、11月に審査があった。
「新城 春の創作ほうじ茶」は、味だけでなく香りも楽しんでもらおうと、市内で栽培するほうじ茶をベースに、自宅近くのサクランボの葉、設楽町のクロモジの枝を組み合わせた。鈴木さんは「1煎目はサクラとほうじ茶を、2煎目はクロモジのかんきつ系の香りと爽やかな味を楽しめる。煎を重ねるごとに味わいが違う。海外でも人気があるサクラの香りが評価された」と説明した。量販できないため、春にネットや国内イベントで販売を予定する。
一方、23年の受賞を機に英国で取り扱ってもらうなど販路拡大に役立ったという。鈴木さんは「今後も幅広い世代で楽しめる茶を提供していきたい」と意気込んでいる。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
豊川信金がビジネス交流会 【マケイン】作品愛が生んだ商品 ヤマサちくわコラボ第3弾の仕掛け人・兼房さんに聞く 【豊橋新アリーナ】豊橋球場跡の発掘調査について現地説明会 「史跡で残すのは現実的ではない」 【豊橋新アリーナ】推進派の豊橋市議が啓発チラシ 3月に住民説明会 愛知、静岡の県警が合同訓練 「トクリュウ」など越境事件への連携強化 【連載】三河市民オペラの冒険〈2〉とてつもなく熱い「何か」(NHK名古屋放送局・吉田英司) 【プロ野球】2月1日キャンプイン 豊橋中央高出身の谷川原健太、中川拓真、星野真生の3選手が1軍定着狙う 東三河の神社仏閣で節分祭|豊川稲荷・砥鹿神社・潮音寺 レストラン「たかすライス」が豊橋市高洲町にオープン 道の駅とよはしと愛知大がコラボ 「塗って焼くとよはしうずらいもバター」1年半かけて開発日付で探す