25日午後、豊橋市神野新田町の「フットサルアリーナ豊橋」で、イベントが開かれた。会場には、大勢の小学生と、カメラを手にする保護者。視線の先にはプロサッカー選手の柿谷曜一朗さんがいた。
小学生向けスペシャルレッスンと、大人向けフットサルに参加するというビッグイベント。柿谷さんは大阪府出身。2006年にセレッソ大阪とクラブ史上最年少の16歳でプロ契約。その後は徳島ヴォルティスや名古屋グランパス、スイスのFCバーゼルなどでプレーした。13年にはA代表にも選出。本田圭佑選手らと共にプレーした。華麗なドリブルとテクニックの高さで、サッカー界では「ジーニアス(天才)」の愛称で親しまれた。そして先日、現役引退を表明した。
イベントはフットサルアリーナ豊橋が企画。2月からアリーナと契約予定の元日本代表茂庭照幸コーチが、柿谷さんを招いた。70分間のサッカークリニックと15分間のサイン会と撮影会があった。小学生低学年、高学年、大人の部と3部構成。主催者によると、小学生の部は受け付け開始から3分で完売、大人の部は約5秒で定員を超える30人超が申し込んだ。
ゲーム形式がメインにクリニックでは、華麗なテクニックで見る人を魅了した。サイン会では、一人ひとりの名前を書くなど、参加者との時間を大切にしていた。大人の部では、ほとんどがセレッソやグランパス、ヴォルティスなど、柿谷さんが在籍したクラブのユニホームを着て参加。クリニック後には、チャリティーオークションがあり、ユニホームや、イベントで使用したランニングシューズが出品された。落札金は、能登半島地震のあった石川県に全額寄付された。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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