豊橋市の藤ノ花女子高校がプラットで作品展

2025/02/04 00:00(公開)
生徒らの力作が並ぶ研修室

 豊橋市の私立藤ノ花女子高校による「第51回作品展」が3日、同市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で始まった。文化部活動や授業での選抜作品を並べ、生徒らの日頃の頑張りを広く紹介する。7日まで。

 

 文化部に発表の機会を提供し、生徒の励みや意欲向上の一助にと開く校外展示会。以前は「ほの国百貨店」、近年はプラットでの展示を続ける。毎年楽しみにしているファンも多く、幅広い年代の卒業生も後輩の力作を観賞しにやってくる。

 

 今回は延べ203人が計146点を披露した。2階研修室には、ハンドクラフト部の編みぐるみやミニチュアハウス、点字部のカレンダーや点訳絵本、アニメーション部の写し絵(セル画)、華道部による季節の生け花などが並ぶ。授業作品ではパッチワークや編み物、洋服、切り絵、紙袋デザイン、水引細工や染色、折り紙などの力作を紹介。一部卒業生の作品も並ぶ。

 

 また、1階アートガレリアには書道・ペン習字部による古典の臨書やかな書などを丁寧にしたためた軸や額、美術部による色彩豊かな絵画、写真部によるみずみずしい人物写真などを展示している。

 

  「外に出す機会のない作品を見ていただきたい。今の高校生が何に興味があるのかを知ってもらえるのでは」と教諭ら。初日朝から保護者らが来場。年配の卒業生らも訪れ、作品を見ながら学生時代を思い出していた。

絵画や書、写真など並ぶアートガレリア
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田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

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