1月29日のファイティングイーグルス名古屋戦は序盤のインサイドの攻防が見どころでした。フェニックスはメイテン、FE名古屋はオマラへボールを集めて互いに譲りません。中盤以降は佐々木の高速アタックや3点シュート(3P)でリードします。第2クオーター(Q)はFE名古屋の3Pで逆転され3点を追う展開。2本の3Pで巻き返し、メイテンのインサイド攻撃で差を広げ55対50で折り返します。
後半はヌワバの連続得点でリードするも、絶好調の佐土原に2本の3Pを決められ再逆転を許します。接戦でしたがメイテンのインサイドの得点などで102対95と逃げ切り勝利しました。
1日の大阪エヴェッサの初戦は、早い展開から得点を奪い合う試合運びでした。大阪の高確率な得点、ターンオーバー(ミス)も重なり44対51で前半終了。流れを変えたいが思い通りにディフェンスが機能せず苦しい状況が続きます。第4Qでようやく激しいディフェンスから速攻、3Pも決まり出し逆転に成功。若手のホープ湧川の活躍もあって逃げ切り、91対83で勝利を収めました。
第2戦も序盤は接戦でしたが、大阪の外国籍選手に高確率で得点され7点を追う展開。ダジンスキーの活躍で同点として第1Q終了。第2Qは互いに激しい守備で接戦となり38対39で折り返します。後半も接戦の中、得意の激しい守備から速攻が決まり14点リード。第4Qも速攻と3Pでリードを広げ99対70と連勝をつかみ取りました。
FE名古屋、大阪ともに早い展開のチームに競り勝てたのは好材料でした。相手に研究され、苦しみながらも着実にチーム力を上げていると実感できます。
3試合とも安定した活躍で15連勝に貢献。大阪との初戦はBリーグでのキャリアハイとなる26得点、13リバウンド、7アシストで逆転勝利を演出しました。苦しい場面で突破口を開く力強いアタックは勢いを与えてくれます。観客を魅了するヌワバ選手の活躍にご期待ください。
5日は沖縄アリーナで琉球ゴールデンキングスと天皇杯準決勝。次節8~9日はSAGAアリーナで佐賀バルーナーズと戦います。天皇杯は初の決勝を懸けたタフな戦いとなります。リバウンド数でリーグトップの琉球を相手に、全員で取り切って速攻につなげたいところです。続く佐賀戦は昨季までチームメイトの日本トップクラスシューター金丸選手との戦いです。アウェー戦が続きますが、現地観戦のほかバスケットLIVEでも応援をお願いします。
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