東栄町が耐震改修を進める体験交流施設「のき山学校」で、壁を補強するために施す「筋交い」の色塗りワークショップがあった。
施設指定管理者のNPO法人「てほへ」が主催した。町は今年度、築70年の校舎で、建物にボルトと筋交いを施す「アイワン工法」を進める。町ならではのデザインにしようと東栄小学校5年生が考えた色を採用した。
児童が1月15日に5案を考え、投票の結果「東栄の自然」の案に決めた。赤は「花祭」に登場する鬼を、青は川を、緑は山をイメージした配色だ。
9日にあったワークショップでは東栄小児童や地元の人ら46人が訪れ、直径1・2㌢、長さ345㌢~423㌢のスチール製筋交い96本にペンキで塗った。
事業を監修した椙山女学園大学生活科学部准教授の阿部順子さんは「筋交いは普段は塗らないものだが、町の将来を担う子どもたちにも参加して愛着を持ってほしかった」と話した。
塗装した筋交いは3月上旬に建物北側に設置。リニューアルオープンイベントはゴールデンウイークに予定する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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